中秋の名月にススキとお団子は欠かせません。
そこに虫の音などが聞こえていれば、まるで雅楽のような調べで、風情のあるお月見ができます。
ススキの中でも、ひときわ異彩を放っているのは「鷹の羽ススキ」。
葉はやや幅が細く、淡黄色の鷹の羽模様のような斑があることからこの名に。
観賞用の園芸種で、他の山野草と一緒に飾ると、洋風にも、和風にもアレンジができて大好きです。
日当たりのよい空き地に群生する姿を、車窓から目にすることが多いのですが、我家の庭では、ほぼ日陰者として密やかに三か所に分散して暮らしております。決してはびこらずに。
この写真は、濃い緑の葉のススキと鷹の羽ススキがいつの間にやら同居を始めた証拠写真であります。
一言ぐらいご挨拶があっても・・・。