吾亦紅(ワレモコウ)

吾亦紅

代表的な茶花として知られています。
茶会の席に飾る花のことを「茶花」と言い、千利休の有名な「花は野にあるように」と言う言葉にそって、季節の花を自然のままに生けることで、生命の移ろいを茶席に取り込む役目があるとのこと。
6月から9月頃まで花を楽しませてくれます。
一見、花弁がないように見えるのですが、花茎の先に1~2㎝の花穂を付けます。花穂は小さな花の集まりで、一つ一つの花は2㎜弱。花穂の上部から順に花を咲かせます。
葉が枯れ始めるのと同時に、花穂が赤茶褐色に変わります。花が終わって萼(がく)が残った姿です。
萼に長く色が残るため、晩秋まで楽しめるとのこと。
草丈が1~2m近くにもなるので、いつも草丈を抑えようとして、伸び盛りの夏に雑草と一緒に、間違えて切り戻し後悔。調べてみたら、6月頃に三分の一程の高さに切り切り戻すことで、脇目が伸び、コンパクトな姿で花数も増えてその姿を楽しめる、との記述を見つけました。
来年は、忘れずに6月に切り戻したいと思います。

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