桜(サクラ)

桜

我家の庭には、桜の木が6本居ります。
この村の歴史書によると、江戸時代からのお家で、160年の歴史ある佇まいです。
その頃からここに居たと思われる大樹は、木の途中にほこらができ、そこに万両が鎮座しておられます。きっと鳥さんの仕業かなと・・・。
強い風が吹くと、自力で古い枝を振るい落としてくれます。

生態系を自然のままに維持することを旨とし、薬は使わぬことを心掛けております。
従って、昆虫達も沢山生息。それを求めて鳥さん達が無料レストランに頻繫にやって来ます。
鳥さん達の動線を観察していると、明らかに獲物に向かって直滑降しているのがわかります。
庭を散策すると、食いちぎられて頭だけ残っているのを発見することも・・・。
桜は毎年薬を撒かないとアメリカシロヒトリにやられると聞いていますが、我家では、薬で生態系を壊すのではなく、薬を使わずに生態系を維持することで、桜の健康を保っています。
シジュウカラやアシナガバチはアメリカシロヒトリの天敵です。シジュウカラは毎日通って来ますし、アシナガバチだけでなく、様々な蜂が春からは飛び交い巣を作ります。
皆さんとても義理堅く、無料レストラン利用のお礼にお仕事をしてくれています。
感謝、感謝。ありがたいことです。

秋の紅葉期には、真っ赤に紅葉します。春は散り桜でピンクの絨毯、そして秋には深紅の絨毯。
自然のなせる業に脱帽です。

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