椿(ツバキ)

椿(ツバキ)

椿は、初冬頃に咲く早咲きと、冬の終わり頃に咲く遅咲きとがありますが、我家の椿姫は3月頃から咲き始めます。一重、八重合わせて3~4種類は居るかと思います。
平安時代には「高貴な花」「最高の吉祥木」として扱われていたそうです。それが江戸時代になり花が首からぽとりと落ちるから縁起が悪いと武士の間で言われるようになったのだとか。
確かに最後にはぽとりと落ちますが、椿に限ったことではなく最後は皆花びらを落とします。
我家では蕾の時に切り花にします。それが少しづつ膨らんでいき開花。蕾の硬さも様々なので、ちょっとづつ表情の異なる花姿を時間をかけて楽しませてもらっています。

我家の庭は薬を使わぬことを旨としております。
木々の枝の剪定をして透かすことで病気になり難い様心掛けております。従って、花数もそれ程多くはないため散り花もなかなか風情があるように思います。
花が終われば実になります、が、放置せず即退席願っております。

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