睡蓮(スイレン)・蓮(ハス)

睡蓮

上の写真は睡蓮、5~10月頃にかけて花が咲きます。
下の写真は蓮、7~9月頃にかけて花が咲きます。
睡蓮と蓮は、葉の形状と花付きの形状が違います。
睡蓮の葉は光沢と切れ込みがあり、花が水面に浮かんでいるように咲きます。
蓮の葉には光沢や切れ込みがなく、水面より高い位置で花が咲きます。葉に水滴が落ちると、コロンとした水の粒が出来て、葉を動かすと、それが葉の上を滑るように動きます。
どちらの花も早朝に咲き始め、お昼頃には花を閉じてしまいます。
日差しが弱まると花を閉じる様子が、「眠る」ように見えたことから、「眠る蓮」→「睡蓮」と命名されたとのこと。

蓮

蓮の細い地下茎が肥大化したものが、私達が食するレンコン。→「蓮根」
ただし、観賞用の品種は細くて食用にはならないとのこと。
睡蓮は、エジプトでは古くから「神聖な花」として扱われてきたそうです。
蓮は、仏教では極楽の花とされてきました。
この二つの大きな甕に土と水と藻を入れ、ボウフラ対策にメダカを飼っています。メダカさんたちがボウフラを食べてくれて、藻が水を浄化してくれるので、水が腐らず涼しげなビオトープになり、睡蓮や蓮が元気に育っています。
花後の枯葉や茎が水の中で腐らぬよう、取り除くことを忘れずに。

甕に氷

1月、睡蓮の甕に薄氷が張りました。一見するとラップの様に見えますがラップではありません。
中にはメダカさん達もいますが、寒くなると水温が安定している下の方に移動しています。
雪が降る前に、空気の流れを確保しつつ、雪よけのための板を乗せます。初めの年はそんな知恵も働かず、春になったらメダカさんが激変していたからです。冬でも日差しがたっぷりある暖かな日には、板を外して、安否確認を兼ねたメダカさんたちの日光浴です。
春になると、メダカの赤ちゃんが沢山生まれます。でも、赤ちゃんを別の甕に移して育てないと、共食いしてしまうのです。初めて目撃した時はびっくりするやらショックやら。


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