その名の通り、雪の季節が終わり春が待ち遠しくなる頃、硬い蕾が姿を見せてくれます。
その蕾が少しづつ膨らんでくると、徐々にピンク色が姿を表します。
花が咲くまでのその様子はゆっくりと時間が流れ、春の訪れをいざないます。
我家にとっての春告げ花、ヒマラヤユキノシタであります。




花が咲いている時期の葉は美しいとは言えませんが、その名の通り雪の下で耐えてきた力強さを感じさせてくれます。花の時期は長く、十分堪能させて頂いておりますので「今年も春一番を届けてくれてありがとう」とご挨拶。
花が終わったら花柄を切り取り、葉に養分が行くようにします。古い葉は役目を終え黒くなるので取り除きます。その側には必ず新葉が育っています。
次々に葉の新旧交代が進み、間もなく濃い緑の艶やかな葉に変わります。
常緑で葉がとても美しく存在感があり、手入れも要らないので、株分けをして少しずつ増やしております。